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もずのわくわく劇場日記 No.183
2015年 3月 20日(金) わらびミニ
ゆきみ愛 デビュー 21周年アニバーサリー WEEK 約一年半振りの観劇である。
ゆきみ愛も今週3月11日で、デビュー21周年、アニバーサリー・ウィークである。 しかし、結論から言ってしまうと、中々予定通りには事が運ば無い。 順風満帆に進めない波乱万丈のアニバーサリー・ウィークとなった。 ![]() さて、久し振りにゆきみ愛に会いに行こう、ステージを生で楽しもうと思っていた。 そう2月頭のわらびミニ、3月頭の大和ミュージックと、ゆきみ愛は何度も関東に来ていたのにもかかわらず、一回も観劇には行っていなかった。 その間ずっと、ゆきみ愛からは「おいで、おいで♪」のサインが出ていた訳だが、なにしろ私はストリップ引退宣言をしていたので劇場へ観劇に行く気になれずにいた。 しかし関東での公演も、今週で一旦終了となる。ゆきみ愛、実はまだ正式な発表はしていないが、今年もすでに8月・9月頃までビッシリ! スケジュールが埋まっている。まったく「働く人!」となっている。 まぁ、裏話はあまり書かない事にして。 一旦これで関東来演が、キリとなる今週のワラビだ。さすがに3週もあって一度も会いに行っていないと言う事に、わずかながらの罪悪感、焦り、このまま一度も会わないで次週の道後へ旅立たせて良いものか、後日後悔などせずにいられるのかと自問自答。 やはりこれは後で後悔するな、きっとするに違いない。一つの事で後悔するような事をすると、ほかの事でもそのような事案が起こり得る、悪い流れに乗ってしまうと、何かにつけ、負のスパイラルを起こし始める。人生とはとかくそう言うものなのだ。 しかし、今週行くと決めたものの、いつ行くのか、今でしょ! おっと・・・これはもう世間では禁句になったな。そこで、自分のスケジュールと擦り合わせて、3月12日に行こうと思った。初日だと何事も落ち着いていないし、二日目なら良いかなと。 そして予定通り、3月12日の3回目・4回目をターゲットに決めて、当日午後、自宅を立ち、車を走らせた。途中コンビニに立ち寄り、賄いの買い物を済ませ、何気なくスマホでツイッターを見れば「本日2回目で終了しました。」と言う、ゆきみ愛のツイートを発見する。えぇっ! マジッすか? 流れたぁ?まだ二日目なのに・・・ ワラビの劇場へ行くまでも無く、仕方無くそのコンビニからUターンをして帰宅。 せっかく出掛けたのになんなんだよぅ・・・ 気を取り直して3月19日に再び、ワラビに向かい出発。やはり午前中は用事もあり、3回目・4回目狙い。しかし、またしても途中まで行った所でツイッター見たら「終わりました。」と言うつぶやきが目に入った。 だよ〜ぅ! また二回目で終了なん? 前回と今日とで、二回も無駄足踏んでしまったので、さすがにちょっと自分も頭に来て、ツイッターに「今日は劇場定休日みたいだ。」と衝動的にツイートしたら、すぐにゆきみ愛からメッセージ来て思いっきり怒られた。「劇場だって好きで流してる訳じゃない!」みたいな話。 そう、劇場に来る前にいちいちツイッターに書き込みすんなと。 まぁそれは良いのだが、この次行くと言っても、明日の楽日しかないわけで・・・ 万が一、また楽日にもかかわらず、2回目で流れてしまったとしたらど〜すんのよ! と言う不安はぬぐえず・・・ それでも楽日に3回目・4回目があると信じて行くしかない。ちなみに、楽日はお彼岸であり、午前中は墓参りに行く予定が入っているので、1回目・2回目に観劇に行くのは無理な事だ。どうしても午後からしか行けない。 それに自宅からワラビへ行くには1時間半くらいかかる。少し時間の余裕を見ても、2時半過ぎは出掛けないと、3回目が始まる5時には間に合わないのだ。多分途中で渋滞もあるだろうし、コンビニで買い物する都合もある。 ともかくラストチャンスに賭けるしかない。雑用を済ませて自宅を車で出たのが2時50分頃、4時50分で2時間か、ゆきみ愛の出番は2番目だから、結構余裕があると思っていた。 まぁ、3回目・4回目があると仮定しての話だ。 道はやはり渋滞している所があった。時間帯は問題無いのだが、あちこちで道路工事をしていて、あったはずの余裕はどんどん減って行く。何はともあれ大宮の駐車場へたどり着き、そこから急いでJR大宮駅へ歩く。 一気に大宮駅構内を抜け、京浜東北線に飛び乗った所で一応ツイッターを確認してみる。 すると、ゆきみ愛のツイートで「4回だよぉ!!」と言うつぶやきを発見した。良かった〜♪ ならば安心して電車に揺られていれば良い。ほっと胸をなで下ろし、蕨駅到着までひと眠り。 さて到着したぞ♪ ここでちょっと駅のトイレで用足しをして改札口を出た。 「あぁ〜、それにしてもワラビに来るのは久しぶりだな。しばらく来ないうちに、すっかりワラビの駅前もにぎやかに様変わりしたもんだ。まるで新宿見たいだ。」 そんな事を思いつつ駅前を右へ進んで行く。 「えぇ〜と・・・ なんか変だな? 劇場に行く道が無いぞ? あらぁ? もしかしてやっちまったか? やってもうた! 出口間違ごうた!」 そう言えば駅を出る時、線路をまたぐ通路を通って無かったな。(^◇^) いや、笑ってる場合じゃない。今何時時? そうね、大体ね〜♪ 今何時? まだ早い〜♪ 不思議な〜 もんだねアンタを見れば〜 胸騒ぎの腰付き〜♪ いや歌ってる場合じゃない。5時過ぎとるやん! えっと、どうやって駅の反対側へ行けばいいんだ? ん〜と、あっ、あれか! あの陸橋へ上がって向こう側へ渡ったらいいんだよね。 腕時計とにらっめっこしながら足早に陸橋を渡り、階段を降りた所がワラビミニの入口であった。人目もはばからず、当然のような顔をして入口の階段を上る。そしてテケツに居た男・・・ この人がもしかして噂の「クラちゃん」って人かな? と思いつつ声をかけた。 「ちわ、このカードなんだけど、まだ使えますかね?」 そう、わらびミニのスタンプカード。しかも半分以上スタンプが押されている昔のカードだ。テケツのその男はスタンプカードを私の手から引き抜き、シゲシゲと見ながら言った。 「こらまた古いカードですねぇ、前の、前の時代に発行してたカードですか。お取り換えいたしましょう。」 そう言って新しいカードに、スタンプを一個押してから私に渡してくれた。 「そぅ・・・ じゃ、使えないってことね? って事は4500円の一般料金と言う事?」 そう質問すると、男はニコリともせずに言う。 「古いとは言えカード提示してくれたので、4000円です。」 私はそれを聞いてほくそ笑んだ。500円得したぜ・・・ 入場料を支払ってロビー? と場内を隔てている幅の狭いドアを開ける。ぎぃぃぃぃ・・・ いや、そんな音はしないが、相変わらずの場内の風景が目に入って来た。 三歩踏み込んで、左側方を振り向くと舞台の上にゆきみ愛が立っていた。げっ!! 今まさにゆきみ愛の3回目のステージが始まろうとしている所だった。 私はさらに三歩踏み込み、そのまま壁を背にして立った。暑い、早歩きして駅の反対側から歩いて来たので汗をかいていた。取り敢えず座る場所も無いしそのまま立ち見を決め込む。 座る場所が無いと言うのはそんなに人がいると言う訳ではないが、みんな荷物で場所取りしてあるので、取り敢えず座ろうとは思わなかったと言う事である。 ちょうどその時、舞台の上にいたゆきみ愛がこっちを見た。相変わらず見て見ぬ振りをしているが、私にしっかりと気が付いたようだ。それで良い。 オープニングの乗っけから、リズミックな調子の良いポップなロッケンロールが流れて来た。ふとタンバリン持ってくりゃ良かったなと思ったが家に置いて来たのだった。 うん、相変わらず安定した「ゆきみダンス」の世界を繰り広げている。デビューから21年間不変の・・・ いや、そう書くと誤解を招く。誤解を招くと災いを招く。なのでデビューから21年間安定したステージを踊っているゆきみ愛と言う事にしよう。ゆきみ愛はこうでなくちゃいけない。 ピンクラメ、略して「ピンラメ」のスパンコールでデコられたとっても上品で綺麗な衣装を着ている。それに同じ「ピンラメ」の帽子。ツバのちいさな小振りのモノだが、この帽子がゆきみ愛に良く似合っていて、とっても可愛い。 微笑を浮かべながらステージ狭しと・・・ 実際狭いのだが、ステージ狭しと踊りつつ、イスを持ち出してステージのセンターで、そのイスに浅く座って背もたれに体をあづけてV字開脚を披露しながら踊っている。 私はそれを見て心の中で思わず叫ぶ。 「それは止めとけ! そのイスの足は体重をかけると足が折れる! ひっくり返るぞ!」 なぜそんな事を思ったのかと言うと、昔それと同じイスに座ってゆきみ愛としゃべっていた事がある。その時、突然イスの足が折れ、私はもんどり打って後ろにひっくり返った事があったのだ。 イスの足が折れるぞ、折れそうだぞと、ゆきみ愛が体重をかける度に、X型に交差するパイプのイスの足、ヒンジ部分をハラハラしながらその場面を見ていた。 軽快でリズムの効いたポップなロッケンロールの曲が終わると。アコースティックギターの繊細で物悲しいフレーズが、前の曲とのコントラストを浮かび上がらせて、心の動きを表現する曲構成。今回の作品は選曲と曲構成、流れの良さがとても自然で出来映えがとてもよろしい。ステージ衣装もシンプルながら春に合わせてピンクのスパンコールの物、ベット着は白のワイシャツオンリーと、季節がらも意識したさりげないファッション性も良く考え抜かれたものとなっている。とっても良い。 続いてポラショーとなるが、場内割とお客さんが多くいたので、結構売れていた。この状況を見ていると、今週途中終了の日が多かったとはとても思えない気がした。 そしてオープンショーであるが、私はここでチョイトした約束を去年から、ゆきみ愛としていたので、ここでその約束を果たそうと、オープンショーのどさくさにまぎれて差入れをする。ただちょっとタイミングが若干早かったかもしれない。 差入れを渡したところで、ゆきみ愛が言って来た。 「ねぇ、もうこれで帰っちゃうの?」 「あとで帰る。」 4回目もいると暗に言ったつもりだったが、良く聞き取れなかったのか意味が解読できなかったようだ。 「4回目あるよ?」 「いや、まだおるって!」 「え? 何?」 ゆきみ愛はステージから立ちあがって、こっちに来てしまった。 あやっ! ステージ止めてしもうた! ほかのお客さんに迷惑がかかると思った。 「4回目見てから帰るって。」 結局、でっかい声を出して言うハメに・・・ やっとこせ、ゆきみ愛は安心したのかオープンショーに戻り、退き上げて行った。 もっとさりげなくスマートに渡したかったが、ベテラン客の自分とした事がなんたる事か。やはりブランクは否めない、リハビリが必要かもしれない。 ![]() |