もずのわくわく劇場日記 No.139-5 2005年 6月 5日 川崎ロック座グランド・アモーレ! 偉大なる愛の名のもとに・・・ 誕生日おめでとう〜♪ 新庄愛&渡辺理緒 W バースデーイベント Vol.4 「スピーチ編」 場面は引き続き司会者の新庄愛への伝達事項である。 本日、司会者・新庄愛のアシスタントを務めている風間ゆずが、携帯電話を持って新庄愛の所へ歩み寄る。 「愛ねぇさん、新宿ニューアートの社長様からお電話が入ってます。」 「なに、○○ちゃん? 」 その名前を聞いた場内のお客達が、いっせいに騒ぎ出す。 「招待券♪ 招待券♪ 招待券♪」と手を叩きながらはやし立てる。(爆♪) ふむ。お客にとって、SNAの社長=招待券 と言う図式がすでに定着しているようだ。(笑) 新庄愛が客席へ向かって落ち着け! まぁ落ち着け! とお客さん達をたしなめる。 新庄愛は風間ゆずから携帯電話を受け取ると、スピーカーモードにして携帯にマイクを押し当てる。 「もしもし、お祝いしてくれるの? みんなSNAの招待券くれって言ってるぞ。」 「あぁ、聞こえたよ。(苦笑) あとでビンゴの景品として特別枠を組むから、心配すんなって!」 歓喜するお客達。みな目が血走る。(爆♪) 「じゃぁ、それはあとでありがたく景品にさせてもらうとして、せっかくだから新宿ニューアートの社長として、ビシッ! とお祝いのスピーチ頼むよ。」 場内のスピーカーから流れ出す携帯の音声に、耳をそばだてているお客達がホ〜ゥ! と奇声を発する。 「多分そう来ると思ったよぅ。(笑) それでは、新庄愛さん、渡辺理緒さん、この度はお誕生日おめでとうございます。これからも健康に気をつけながら益々良いステージを見せて下さい。以上!」 なぜか場内は笑う。 「おいおい、あのさぁー! 社長様なんだからさぁ、もうちょっとカッコ付けてくれないかなぁ? それって普通過ぎない? 」 「えぇ! そんな事言ったって、他に何を言えばいいんだ? 気持ちは伝わったろ?」 「まぁ、そりゃそうだけどさぁ。」 「それなら、川崎ロック座にお集まりのみなさん、本日はごゆっくりとバースデー、ビンゴとお楽しみ下さい。そして川崎ロック座で楽しんだあとは、当、新宿ニューアートでもステキなショーを連日行っておりますので、是非とも新宿ニューアートへも起こし下さい。どう? これでいい?」 「って言うか、それって宣伝じゃん! もぅ・・・」 場内大爆笑。すると電話の音声の向こう側でも爆笑する新宿ニューアートのお客の声が聞こえて来た。なんかさぁ、川崎ロック座と新宿ニューアートが電話を通して、リアルタイムで一つにつながっていると言う感じで、こう言う系列館ってのは、いいもんだなぁとつくづく思う。 司会の新庄愛が、どうやら向こうも向こうなりに盛り上がってるようだね。しかし、文明のリキと言うか、便利な時代になったもんだ。それでは中継を終わります。と言って電話を切り、風間ゆずに電話をもどした。 しばらくして、再び風間ゆずが携帯電話を持って出て来た。新庄愛は「だれ?」と言いながら電話を受け取り、もしもしと電話に出る。もう一度スピーカーモードにしてマイクを押し当てる。お客さんは耳をそばだたせる・・・ 「もしもしィ〜♪ 小姫? 」そう、電話を掛けて来たのは「葉山小姫」さんであった。 「あぁ! 愛ねぇさん、小姫です! リオねぇさんもそこにいるの? お誕生日おめでとう♪ どう? そっちは盛り上がってるの?」 「こっち? バリバリ盛り上がってるよ。今回残念だったねぇ、一緒に盛り上がりたかったよ。」 「ホントよぅ! 何であたしだけ新宿なんだろ! そっちに行きたいよぅ〜!」 こっちの場内では笑いが起こる。 「あのね、今ちょっと社長と交渉する!」 えぇ? と川崎のみんなは驚く。携帯の音声を聞いていると、新宿の状況が流れてくる。電話の向こう側で、小姫嬢が社長に談判している声が聞こえてくる。場内のお客は息を潜めてその音声に耳を傾ける。 「ねぇ、社長! 川崎すごく盛り上がってるんだって! あたしも向こうに行っていいよね? 向こうには愛ねぇさんも、リオねぇさんもいるし、あたしも川崎に行きたいよ! 行ってもいいでしょォ〜!」 「ば、ばか! こっちはどうなるんだ? まだ終わってないぞ!気持ちはわかるけど、お前が川崎行ったらこっちの客はどうなるだ! お前はこっちでちゃんと仕事しろ!」 「やだ! あたしも川崎に行くぅ〜! ジタバタジタバタ!」 「わがままを言うんじゃないつーの!」 新庄愛がこのやり取りを聞いてあせり、やばい! みんなに聞こえてるのに普通の会話になってしまってる! とあわてて電話に向かって言う。 「小姫、小姫! 今日は電話入れてくれてありがとうね! 気持ちはちゃんと伝わったから電話切るね、ホントありがとう♪」 「あ〜っ! 愛ねぇさん、ちょっと待って、あのね・・・」ピッ! 新庄愛は電話を切った。(爆♪) 一部、大変お聞き苦しい点があったかと思いますが、深く突っ込み入れないようにしてね。では中継を終了いたします。と新庄愛は冷や汗をかいた。すごい展開だよな・・・ 誕生日会も宴たけなわとなって来た所で、そろそろ新庄愛、渡辺理緒の各ファンを代表して、応援隊の人に、スピーチをしていただこうと言う事になり、司会の新庄愛がリオ隊、新庄隊のメンツにスピーチの指名を入れる。 「では、まずリオ隊の方からお祝いのご挨拶を・・・ 誰がいい? ○さんお願いね。」 ギョッ! とする所をいかにも平静を装った○さんが、なんでぇ? パス♪ とNGを出す。すると、おとなしくしていた渡辺理緒さんが前へ出て来た。何を言うのかと見ていると・・・ 「あのねぇ、○さんったらさ、いい歳をして今さら誕生日なんて喜んでもしゃーないやろぅ。ってあたしに言うの。ヒドイよねぇ〜(笑) 大きなお世話よね、まったく優しくないんだからぁ〜!」 「そんな事言ったの? ○さぁ〜ん、ダメだよぅ。女の子にとってはいくつになっても誕生日は特別な日なんだからさぁ。(笑)」 「いやぁ、そんな子供じゃないんやし、誕生日なんてもういいんじゃなぁい?」 思わぬアンサンブルローズからの攻撃を受けて、あせる○さん。(爆♪) 「そんなら、代わりに誰か・・・ じゃ、シ○さん頼むよ。」 「オ、オレかい!」とすみっっこに隠れていたシ○さんにスポットが当たる。あはは♪ イェ〜イ♪ シ○さん♪ シ○さん♪ と笑っていたもずさん。するとジロリ! と新庄愛の刺すような視線がもずさんを捕えた! ん? いやな予感・・・ 新庄愛が握り締めたマイクに向かい、「それではリオ隊を代表して、専属レポーターのもずさんに、まずご挨拶をお願いしたいと思いますので、盛大な拍手をお願いします。」と、とんでもない事を言い出した。場内から拍手が沸く。 おいおいおい! みんなオレの事なんか知らんやろ? 何でそんな拍手叩くんや〜! 勘弁してくれい! と言っては見たが、非常にまずい事に嫌だと言えない空気が満ちて来た。マジかよ〜! 尻込みしていると渡辺理緒が舞台の上から私を見て言う。 「もずさん、いつもレポート書いてくれてありがとうね。もずさんももう立派なリオ隊なんだから、ここらで出て来てくれてもいいんじゃないかしら? むずかしく考えなくていいからご挨拶おねがい♪」 えぇ〜! そ、そんな事言われても人前でスピーチなんてやった事ないし、とてもじゃないけどしゃべれないって! どないしょ・・・ 新庄愛がこっち、こっち! と手招きをしている。まずい・・・ 断りきれなくなって来た。 あっちゃぁ〜・・・ 渋々ステージの方へ歩いて行くもずさん。顔が引きつっている。 シモテ側のステージ下、花道と舞台の付け根に到着。新庄愛と渡辺理緒が、仲良く並んで私を見る。そして新庄愛が私にマイクを手渡した。 ここまで来ておきながら、この後に及んで直もスピーチをごねるもずさん。 「あのさぁ、○さんや、シ○さんの様な大先輩を差し置いて、末席のオレが挨拶って言うのは、どう考えても順序が違うし、スジが通らないですよぅ・・・」もずさんはそう言って、新庄愛を見上げる。 「もずさんさぁ、そんなあたしに助けを請うような目で見てもダメだよ♪ ここは一つビシ! っと、男らしく頑張ってくれなきゃ、男にはなれないよ。(爆♪)」 ・・・オレ、女でもいい (^_^;) 「そうよ、もずさん♪ 大丈夫、自信を持って頑張るのよ!」 うはっ! リオさんにまでそう言われちゃ、何とかしなくては・・・ マイクのスイッチを確かめ、恐る恐る、そ、それでは・・・とようやくスピーチを始める。 「みなさんこんばんは。あのぅ・・・ リオ隊の、もずと申します。いつもリオさんのレポートを書いています。あのぅ・・・ 誠に僭越ではありますが、新庄さん、リオさん、本日はお誕生日おめでとうございます。いつもいつもステキなステージを見せていただき、今後もこの勢いのまま、頑張って行って下さいね。」 すると渡辺理緒は仰け反って突っ込む。 「もずさん、何を言ってるの? 今後だなんてそんな・・・ 無理無理!」 「えっ? それは分ってるけど、一応こう言うところだし・・・ 自分はレポート書きまくるしか出来ないし、他に言いようがないじゃん。」 新庄愛も突っ込み入れて来る。 「なんかさぁ、そう言われると引退の日が、早まりそうになる。今のでだいぶ早まったかも知れないよ。(爆♪)」 「いや、そのくらいで勘弁してよ。だっていきなり言うんだもん、スピーチとかあるなら前もって言っておいてもらわないと、気持ちの整理が出来ないちゅーの・・・」 「まぁね、あんまり言っても劇場に来なくなっちゃうといけないから、許してやるか。(爆♪)」 もずさんは緊張でもうヘロヘロになってる。(苦笑) 案外小心者? いや、見た目の通りか。(爆♪) ネットの中では饒舌でも、リアルの世界ではまったくもって、意気地がない・・・ だいたいさぁ、○さんがスピーチ断るから自分にスピーチなんてものが回って来るんだよぅ。それにしても情けねぇ・・・ もうちょっと気の利いた事、言えなかったのか・・・ 第一なんで自己紹介なんかしてるんだろ? バッカみたいだ・・・ブツブツと自分の席へ戻る道すがら、クヨクヨと自己嫌悪に陥る。 席へ戻ると○さんがお疲れ♪ と声を掛けてくれる。うわぁ〜ん! リオ隊の汚点じゃぁ〜! ともずさんは一人しぼむ。するとステージの方では、「では次に同じくリオ隊のリボンさん、シ○さんお願いします。」と言っている。 シ○さんがオズオズとマイクを握り、緊張した面持ちでいつになくニタニタと微笑みながら、しゃべり始めた。出だしの声は大きく堂々としている。 「思い起こせばぁ〜! 初めて渡辺理緒さんのステージを見た時、全身にシビレが走った事を覚えていますぅ・・・」 ・・・と書いたのは、この後からだんだん声が小さくなって来て、あんまり良く聞き取れなくなって来たからだ。(爆♪) 「新庄さん、リオさん、本日はホントにお誕生日おめでとうございます・・・」 やはりここでも新庄愛が突っ込みを入れる。 「シ○、何言ってるか良くわかんねーよ。(爆♪)」 しつこく次回へ続く・・・ |