もずのわくわく"遠征"劇場日記 No.78-7


2003年 8月 17日(日) ニュー道後ミュージックシリーズ No.7

渡辺理緒嬢ステージ 編 " Ruby Trigger " ルビー・トリガー


リオ画像01オープニング ビンゴ大会も無事に終了すると休憩の後、いよいよ本日の第2回
 目の開演となり、渡辺理緒さんの登場である。ハニー隊の面々も
 準備万端調い、今か今かと渡辺理緒さんの登場を待ち焦がれてい
 る。現在のステージはと言うと、暗幕が一文字に引かれており、
 中の様子は分らない。ん〜 わくわくする〜♪

 一回目からしっかり来ている人はすでに渡辺理緒さんのステージ
 はもう見ている訳だが、私はビンゴからだったので、これが初見
 である。今回の渡辺理緒さんは、休みの間もジムやジャズダンス
 に通い、その肉体に磨きをかけ、ピカピカにしていたと言うから
 私の期待も相当なものがある。しかも前評判ではあのキレの良い
 渡辺理緒が帰って来たと言うから、そりゃ〜ものすごい事になる
 のはもう見なくても分る。そうでもないか。(爆♪)

 前置きはこの位にして、渡辺理緒ショー開演でございます♪

 フラメンコギターのイントロが情熱のメロディーを奏で始めるとステージの暗幕が左右に分かれた。揺ら揺らとしたライトが理緒の身体をフワっと照らし出す。写真の如きスタイルだがオープンニングではこの衣装の上に、クロームメタルのスパンコールの上着、脚の部分も同様の仕様で巻きスカートになったロングスカートだ。それに首から黒と赤の鳥の羽をあしらった、ロングショールを掛けていた。その衣装のスパンコールがライトの光をまばゆくハネる。

ミュージックは広大な砂漠を疾走するアラビアのロレンスと言う感じのするテンポの早いもの。そう、去年の川崎ロックで披露した渡辺理緒休業前の、その時点での新作で使っていた曲と言う方が、分る人には分り易いかも知れない。でもその時の衣装は確か、グリーンのスパンコールだった。渡辺理緒はそのスタイルでロングショールを首から外し、両手でそれを高く頭上に掲げる。そのままそれを手に持ってステップを踏みながら、勇ましいダンスを繰り広げている。

このミュージックが、かなり不思議な感じの曲で、アラビア風なんだけどフラメンコ風でもあり、踊りもそんな風で、基本的にはアラビアのロレンスなんだけども、部分的にヒールの高いカカトを床に打ち付けて、カルメンのようなアクセントが入る... 多国籍ミュージックとでも言う方が合っているのかもしれない。渡辺理緒はこの曲の中ほどで、上着を脱ぎ、そして巻きスカート仕様になっているスカートも腰のところのフォっクを外すと、一枚の布を広げるようにして脱ぎ去る。

すると写真のような真っ赤なスパンコールの衣装になるわけだ。黒と赤の羽のロングショールはそのまま利用し、ステージビジュアルの色彩的には、「赤」が非常に強調された印象が目に残り、その時、私のイメージに「ルビー」と言う言葉が浮かんだ。しかし、その「ルビー」の色彩をさらに強く浮き立たせたのは、冠の黒い羽、ショールの黒い羽、渡辺理緒が身に着けているアクセサリーの黒... それらが一層「ルビー」の赤をインパクトのあるものとしているのだ。

では渡辺理緒自身についてはどうだろう。ジムやジャズダンス教室に通っていたと言う、その成果は出ているだろうか。まず最初の衣装を脱いで、お腹が露出した時にだいぶ引き締まって、腹筋がついていたのに感心した。ほ〜ぅ、ホントに頑張ったんだなぁ〜と思いつつ、自分のお腹をさすって何の緊張感も無く、ポッこりしているのが情け無いと恥じた。これでは理緒さんに偉そうなコメント言えないわぁ(苦笑)

確かにダンスを見ていても、前回7月の時とはまったく比べ物にならないほど、理緒さんのダンスはシャープなキレが出ていて、休業前と何の遜色も無く、良い感じであった。人知れず頑張った理緒さんを、みんなで誉めてあげよう。

さて、オープニングの曲がエンディングを向かえ、渡辺理緒はステージのセンターで大ミエ切ってパシッ ! とポーズを決め、フィニッシュすると、曲は二曲目に変わり、今度はアラビアのロレンスから一転。ダァーンダン ! ダァーンダン ! と言う衝撃音のようなイントロから始まり、ドライヴの効いたギターのリフがそれにかぶり、そしてシンコペーションの飛び跳ねるようなビートのドラムが重なりそのすき間を埋めるようにベースがリズムを刻む。クールなファンキーロックと言ったら良いかも知れない。

渡辺理緒はミュージックにシンクロしながら、革のムチの如き柔軟な身体をしならせて、ステップを踏みながらシモテの方へ行き、そこで背中を見せながら冠を取り去り、衣装替えを行う。この2曲目は主に3曲目へのワンステップであり、短めに終わる。

3曲目、この作品の前半の見せ場。エナメルの黒いジャンパージャケットに身を包んだ渡辺理緒は、黒いロングブーツ、手には拳銃を持ち、セクシーなスタイルでヒップホップでエキサイティングなクールダンシング ! 常々仁科ちあきがヒップホップダンスが難しくて思うように踊れないと悩んでいるが、師匠・渡辺理緒はさすがにハイレベル・ハイクオリティーだ。まぁ、比べる相手がどちらも適切ではないのだが...

じっくり渡辺理緒のダンスを見てみよう。まず、スタイル・ビジュアルとも申し分ない。黒のエナメルジャンパーの背中で乱れる栗色の髪がたまらなくセクシーで良い ! 素肌の上にさらりと着たジャンパー自体が踊ってる ! 黒のロングブーツが理緒の足をきつく締め上げているが、その中に隠れる理緒の足の丸みを、むしろ浮き立たせてセクシーだ ! クールアイティムの拳銃が、渡辺理緒にはよく似合う。こんないい女だったら、一度くらい撃ち殺されて見たい気がしてくる... いや、ホントに撃ちそうなので一応今の発言は取り消しておこう。(爆♪)

覚悟しな !そしてダンス、振りつけもカッコイイし、リズムもバッチリで、渡辺理緒にこう言うダンスを躍らせたらもう天下一品 ! そし
て今頃改めて気がついたが、顔の演技表情、どっからどこまで
ため息が出るほど素晴らしく演じ切っていた。拳銃を振り回し
撃ちまくりの蹴りまくり、うなだれて両ヒジを方の高さに横に
広げて引きずられる振りは、敵に捕まり理緒危うし ! という
演技。しかし、ここぞ一発 ! 

理緒は敵を振り払い、右へ左へ蹴り ! ケリ ! そしてキック ! 襲い掛かる敵をケリ倒し、盆へ出て来て足元のスタンスを広く
構えて両腕で銃口を客席めがけて乱射 ! ンダ、ンダ、ンダ、
ンダ ! と曲のビートブレイクに同調させて引き金(トリガー)
を引く度に、弾丸の反動で銃口が跳ね上げられるワンシーン。
それまでリアルに再現したパフォーマンスがカッコイイ !
しかし応援隊のタンバリンは誰もが中々ここの所がシャキッ !
と合わせられず、結構ベタベタに叩いていた。(爆♪)

かん高いギターの攻撃的なミュージック、ちょっと蹴り過ぎかも知れないこの場面、実は敵に殺された姉のかたき討ちを果たし、戦いに勝利はしたが自分の一番信頼する姉を失い、涙すると言う場面なのだった。盆にへたり込んだ渡辺理緒は、姉との思い出を回想しながら悲しみに暮れると言う場面を表現したベットになる。うん、物語を知っていると本当に悲しく眼に映る、美しくも切ないベットに見える。

身悶えるベット演技に、クライマックスを迎えた所で渡辺理緒お得意のしなやかなブリッジが、深くそして鮮やかに愛と感動を与え、その余韻を残しながら渡辺理緒はゆっくりとブリッジから立ち上がる。い〜なぁ〜♪ 渡辺理緒完全復活はこうしてフィニッシュを迎えた。

ポラは今回無いので、このままオープンショーになる。オープンショーは、盆の上で黒ラメの衣装に着替え、同じ仕様のサンバイザーをかぶり、今回のステージでのキーポイントになる拳銃を手に持って、にぎやかにタンバリンが響き、ハイテンポのロックミュージックが流れる中で始まった。ジャッ ! ジャッ ! と手拍子が叩かれ、客席のノリは絶好調 ! ステージの上を拳銃片手にかっ歩する渡辺理緒。普通にそのまま終わるはずが無い。

渡辺理緒は何かをたくらんでいるに違いないと、誰もが期待 ? する中、ステージのシモテより客席に降りて来た。何をするつもりだと見ていると、拳銃をお客に突き付けては「さぁ〜、金を出すんだ ! 」と言いながら次々にお客を襲っている。(爆♪) 「さぁ〜 ! 金を出すんだぁ ! 」するとお客の一人が渡辺理緒にチップをあげた。すると渡辺理緒は次のお客さんに銃を突きつけて「さぁ〜、このように金を出すんだぁ〜♪ 」とシモテ側の壁伝いに歩いている。そしてとうとう私の所にもやって来た。渡辺理緒は一瞬私の顔を見て、私の左腕をつかみながらちょっと間をおいて一言。「逮捕する♪」場内どっと爆笑♪

その時の私の感想を一言。理緒さんが私の腕をつかんだ時の感触が、ヘンにやわらかく艶かしくて、どきっ ! 西暦2000年9月8日、大宮で出会ってから、この時初めて渡辺理緒にオンナを感じた。そして理緒さんになら逮捕されてもいいかナ♪ と思ったが... ルイビトン♪ ルイビトン♪ とねだられたら困るので、逮捕されるのは止めておこう。(激爆♪) 

渡辺理緒はまだ場内を歩きまわり、唐突に「さぁ〜て♪ 終わったよ〜♪ 」と言いながら、そのまま客席のあいているところへ座り、お客さん達は口々に「なんだ、何だ ? どうしたんだ ? 」とあっけにとられる。「ゆきのォ〜、もう始めていいよ〜♪ 」とステージに向かって言うと、ウェディングドレスの衣装を着た神崎雪乃が「始めろってゆうたかて... 」とステージに出て来た。そして「なんでそんな所におるん ? おねぇちゃんがそんなところで見てたら、踊りにくいやん。」と言いつつ準備をしていると、カミテのソデから、ちあきが顔をひょっこり出した。そしてそこで何か言ってる。

神崎雪乃がステージの上から理緒さんに向かって「あははは♪ なァ〜 ちあきも見たい ! ゆうてるけどどないする ? 」と言った。すると理緒さんは客席の長椅子の上から「順番、順番♪ ちあきはまたあとでね♪ 」とカミテの幕の裏側にいるちあきに言う。すると... 「いやぁ〜だぁ〜ぁ! ちあきも見るぅ〜 ! 」 と、足踏みしながらダダをこねている。理緒さんも雪乃さんも、お客も大笑い。某応援隊の人が笑いながら「ちあきィ、まるで小学生みたいやぞぅ ? 」そのコメントにちあきは「うが〜ぁ〜っ !」とスネるが、場内再び爆笑のるつぼに... 雪乃さんが「しょ〜もなぁ〜。収拾つかへんからもう始めるよ、ちあきはまた後で見たらええやん。」そう言って神埼雪乃さんは、ステージの暗がりでスタンバイした。

次回、神崎雪乃ステージ編へとつづく...



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