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もずのわくわく劇場日記 No.40 [ 新宿駅へ到着 ] もうすでに某応援隊の大黒様は投げ終えたリボンなど巻いている頃だろうか。 「早くしないと集合ポラ始まっちゃうよっ !」彼は朝から私をメールでせきた てていたのだった。しかし私はと言えば・・・ のんびりこん♪ と新宿駅前をブラブラしながらキャンペーンしているペ○シ コーラって、ただでもらえンのかなァ〜 などとイベント広場をのぞき込んで 休日を楽しんでいた。だってまだ理緒さんの出番じゃないし (爆♪) ともかくお誕生日プレゼントの花束を買ってからでないとSNA に入っても仕方 ないもんね。 ポラの時、花束かかえて盆に進んで行くもずさん♪ それを盆の上で見つけて 満面の笑顔で、もずさんがたどり着くのをじっと待つ理緒さん♪ もずさんは盆にたどり着くと、真っ赤なルージュの理緒さんにこう言うのだ。 「おいしそう・・・」そ、そうではなかった。もとい ! 「お誕生日、おめでとう。」すると理緒さんはきっと言うだろう。 まぁ〜素敵なお花♪ ありがとう私のもずさん♪ でも、私の事を二ヶ月間も ほったらかしにして置いてぇ、きっと他の踊り子さんの所で花火上げてたんで しょ ! ひどいわ・・・ 浮気するなんて ! 意地悪なもずさん・・・(涙;) するともずさんはこう言う。 何を取り止めもない無い事を・・ ほら、ボクは今ここにこうして渡辺理緒 の目の前にいる。そして花束かかえて、リオのお誕生日をお祝いに来ている じゃないか (微笑) すると理緒さんはこう言う。 もずさんの事、信じていいのね♪ うん、うれし〜♪ 思いっきり踊るから しっかり見て行ってネ♪ くぅ〜っ♪ たまらんたまらん♪ じたばたじたばたっ ! さて、理想的な計画を新宿駅前で練って、そろそろ花屋へ行く時間だな。 早速花屋を見つけて、店員の女の子に誕生日用の花束作ってくださぁ〜い♪ た、誕生日用の花束 ? 女の子はしばらく考え込む。そして、おまかせって 言う事でよろしいですか ? もずさんはそうとも言う。などと意味不明な事を 言うのだった。 あっ ! すみませんがぁ、こ、これ ! このブルーローズも入れて下さいっ ! もずさんは花のウインドウをのぞき込み、花束を作っている女の子にそう言 った。すると女の子店員はこれですか ? と言いながらもずさんのリクエスト に答えて・・・おいおい、何も折角束ねた中から二本抜き取らなくてもさぁ しっかり花の数合わせてやんの。 浮き足立って新宿ニューアートへ向かう道すがら、通行人達は好奇の視線を もずさんに投げかけている。だが当のもずさんはルンルン気分♪ 理緒さんにプレゼントする花束を大切そうに抱え、鼻歌まじりでその花束を 理緒さんに渡す瞬間のナルシストなイメージトレーニングをしていた。 [ 新宿ニューアート 入り口 ] 今日は、ちっとばっかし風が強い新宿の街。花束のセルロイドをバリバリと させながらSNAの前へ来ると従業員さんが二名、私のために待っていてくれ ていた。ご苦労様。 階段をコツコツと音を立てて下りて行くと、ロビーには休憩している先客が いた。そいつは、いやっ、その方は突然現れた花束男に一瞥を与えると、何 事も無かったように、目を閉じて再び瞑想に入った。 さあて、理緒さんにあげる花束を何処へ置くかだ。辺りを見回し木のイスの 上に置く事にした。愛用の銀ムクのジッポー・・・に良く似たスチール製の ジッポーで一服。う〜ん、胸にしむ・・・ 耳を澄まして場内の様子を探ると、丁度「葉山小姫」嬢のベットが終わる頃 みたいだった。そしてポラタイムか。扉から頭だけ突っ込んで場内の様子を 見ると、思っていたよりは込み合っていないようだ。もずさんはドアとドア の間から頭を抜き、カバンと花束を抱えて場内に侵攻する。 入口右手の一段高くなっているリボンさん達の楽屋 ? にもずさんもカバン を割り込ませ、踊り子さん達がステージへ行くのに通る、カーテンで仕切ら れた通路のカーテンに大切に運んできた花束を立てかけ、投光室の下を見る と、朝からもずさんに「早く来いっ !」と言って矢のようにメールを送り込 んでいた彼がいた。もずさんは「ニッ♪」と笑い、到着ぅ〜♪ と言う。 彼は「あれ ? 結局ちゃんと集合ポラの時間に間に合ったじゃん。」ともず さんを誉めてくれた。 集合ポラが始まった。 あいやぁ〜 花束渡す前に理緒さんに会ってしまうのはなぁ〜 いきなり顔 出して理緒さんの意表を突く作戦だったんだけど・・・まぁいいか。花束は カーテンの所に隠してあるし。取り合えず濃い、いや、素敵な踊り子さん達 と一緒にポラ撮ってもらうかと、もずさんは舞台へ上がって行く。 うお〜っ♪ もずさんの左側には憧れの理緒さん♪ ねぇ、ここの隙間は何 ? もっとぴったしくっついて・・・と思っている時、理緒さんと目が合う。 とっさにもずさんは理緒さんに向かって「おかえりなさぁ〜い♪」すると 理緒さんは、「二ヶ月振りだよねぇ〜♪」つーかさぁ、「ただいまぁ〜」 だよねぇ ? (爆♪) 贅沢な集合ポラを撮って、絶好調なもずさん。カーテンに立てかけてある 花束は無事かと確かめる様に通路のカーテンへと戻る。ホホッ♪ 無事、 大丈夫♪ そんな頃、集合ポラの時間も終わった。先ほど撮ったポラを見ながらニヤ ニヤと悦に入っていると、背中越しの通路のカーテンの後ろを、ドヤドヤと 踊り子さん達が、楽屋へ戻って行く声が聞こえてきた。 もずさんは貴重な集合ポラをカバンに入れていた。すると、んっ ?! 誰かがカーテンを裏側から押している ! 大切な大切な花束がコケたでは ないか ! (-_-メ 誰だぁーっ ! カーテンを揺らしている奴はぁー ! もずさんは怒った ! 許せん ! 理緒さんにあげる大切な大切な大切な、 花束だと言うのにっ !! もずさんは冷静に揺れているカーテンを観察した するとどうやら、楽屋へ向かって歩きながら、一定の間隔を置いて、手で ポーン♪ ポーン♪ とカーテンを内側から押すように歩いている踊り子が いるようだ。 おのれぇーっ ! たとへ踊り子と言えども、理緒さんにプレゼントする花束 をコケさす奴は断じて許さん ! 犯人を突き止めてやる ! カーテンを押す その手は、何が起きているのかまったく気づく様子も無く、こちらへ向かっ て来た。正体を突き止めてやるぞぉ〜 [ カーテン事件 勃発 ! ] 踊り子の通路と客席を隔てている一枚の黒いカーテンを挟んで、顔の見えない 者同士の闇の抗争は、ここ新宿ニューアートの平和な場内で今まさに始まろう としていた ! ひとーつ、ふたーつ ! くっきりとカーテンを押す手が浮かび上がっている。 おのれぇーっ ! 宣戦布告の宣言として、もずさんはカーテンを揺らさないで ください ! と声を出して言った。 すると、「えっ ? だれ ? なに ?」 そしてもずさんの目前、さらにまたしてもその手はカーテンを押した。 「カーテンを押さないでって言ってるじゃないですかぁーっ !」 抵抗するつもりらしい。 もずさんは揺れるカーテンを押さえた。すると誰かの手が、もずさんの手を押 した。はっきりとした手のひらの感触。もずさんはその手を押し返した。 するとまた押し返して来た ! ろうぜき者めっ ! もずさんは威嚇するために カーテンの生地ごと、手をつかんでやった。すると今度は逆に同じ様にもずさ んの手をつかみ返して来た ! くそっ ! 何と言う負けず嫌いな奴なんだ ! つかんだもずさんの手を握った まま離さない。向こうもムキになっているようだ。「離せ ! こら ! 離せ !」 カーテン越しの攻防は続く。カーテンの生地を一緒につかんだまま押したり、 引いたりと、カーテンがバタバタし始めたので、客席のお客さんも「何だ ? 何が始まったんだ ?!」と一斉にこちらの方を見ている様子だ。 まずいとか何とか考えている場合ではなかった。 もずさんは手をつかまれたまま、ジタバタしている。と、その時、カーテンの 向こう側から声が聞こえてきた。「だぁ〜れだぁ〜 ? 」そう言いながらその 声の主は、カーテンをたくし上げて来たのだった。こうなりゃもずさんの方も 引っ込みがつかない。もずさんもカーテンをたくし上げ、いよいよ抵抗勢力の 正体をあばく時が来たのだ。 常連さん・一般客の一同がかたずを飲んで見守る中、カーテンはたくし上げら れ、ついにその正体がひょこっと顔を出した ! 「あっ ! もずさん !」 「あっ ! 理緒さん !」 場内に爆笑の渦が巻いた・・・ 「げぇ〜 またこの話書かれちゃぅよ・・・(大笑い♪) 」 理緒さんは更にカーテンをまくり上げようとするので、もずさんはあわてて 「それ以上まくったらダメぇ ! 出て来たらダメっ !! 」と、無理やりカー テンを押し下げたのだった。だってさぁ、折角理緒さんに唐突に花束を贈呈 して喜んでもらおうと思ってここに隠して置いたのに、ここで花束見られて しまっては、新宿駅前で書いたシナリオが台無しじゃん・・・ もずさんからきつく "ダメっ ! " って言われた理緒さんは、すごすごと楽屋 へ引き上げて行った。ふぅ〜♪ と胸を撫で下ろすもずさん。危ういところで 秘密は守られた (爆♪) そしていよいよ二回目の香盤が始まる。 --------------------------------------------------------------------- この続き「SNA シリーズ Vol.2 」は次回更新をお楽しみに♪ 次回は「渡辺理緒嬢ダンス編」です。今回はここまで。(爆♪) |