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もずのわくわく劇場日記 No.36 2002年 4月 21日 (日) 新宿ニューアート 「 3部作・愛川ユキ 編 その1」 愛川ユキ嬢・サンバ 乱バ 新宿ニューアートのステージに突然現れたかのようなその踊り子は、目の醒めるような真っ赤な衣装を着て 登場した。右手を背中に回し、その手には真っ赤な羽 根の扇を持って、立ちポーズを作っている。スパンコ ールに飾ら れたサンバの衣装は情熱色の色彩を放ち、問答無用で観客の目に飛び込んで来る。スカート丈はミディアムロングで斜めに切れ上がってその間からセクシーな足が見え隠れする。その艶やかな足を下へたどって行くと、銀のダンスシューズに、赤いバラの花のリボンが足の甲の所へ巻かれている。 ♪ウンコーセー ズバッバッバ マリ〜ア ! BGM は劇場で良く聞かれるサンバ の曲だ。歌詞は良く分からないのでこの様に書いてみる。そして視線を戻して 顔を見上げると、髪に花を模したヘアバンドをした愛川ユキは、人懐こい満面 の笑顔を咲かせて、客席へ視線を放っていた。 背中の扇は広げたまま動かさず、左腕一本を大きく動かしながらBGM に乗せて ステージの空気をかき混ぜる様に踊っている。イントロから本格的にサンバの 太鼓のリズムが繰り出されると、バラの花のリボンが巻かれているダンスシュ ーズを小刻みに振るわせ、サンバのステップを踏み出した。 忙しそうなステップを踏みながら、積極的な身のこなしで衣装のスソを振り乱 し、情熱的なダンスを展開する。自分が今まで見た愛川ユキの出し物の中では 一番パワフルな物だと思う。ちょっと意表を突かれたと言うのか、こんな風に ダイナミックなダンスも踊れる人なんだぁと、改めて愛川ユキの顔を見ると、 その温かな微笑は、紛れも無く愛川ユキそのものだった。 曲は盛り上がり、愛川ユキは花道の付け根辺りへ出る。すでにドレスの衣装を 脱ぎ捨てて、赤いスパンコールのビキニスタイル、しかも T-BACK で客席へ 背中を向けて、大の字形に真っ直ぐ立って振動する様に体を左右に揺らすと、 T-BACK のヒップが、プッチンプリンをお皿にあけて、そのお皿を揺すると、 プルプル♪ と可愛く艶やかにしかも弾力良く揺れるのと同じ感触で見られる 場面がなんとも目に焼き付いて離れない・・・(爆 !) 一曲目が終わると一度ソデへ引っ込み、暗転して二曲目と共に再び登場 ! やはりハイテンポなBGM にシンクロして、おっと ! 1回目・2回目と衣装が 違う3回目のステージ ! ビキニスタイルの上にオレンジのジュディーオング 見たいなヒラヒラとしたマント風の衣装を着ている。 しかも手の所にスティックが内臓されていて、それを持って両手を広げると オレンジ色の蝶々のような見事なスタイルになる。 「ワンダフル」かつ「ビューティフル」それだけでも目を奪われてしまうの に、スピードの乗ったスリリングな流れに、時計回りにクルクルと大回転 ! フワリ♪とした衣装のスソが一歩遅れて愛川ユキの動きに追従して行くその シーンが何とも言えず美しい。この場面はお薦め♪ ベットショーが始まる。 やはりBGM が流れ出してから、一歩づつカミテのソデから腕を前に水平の 位置でまっすぐ伸ばして登場。衣装は赤に花柄の装飾を施したガウンと言う 感じのもの。特徴としては、ヒジの辺りから袖口に掛けて直線的に三角を描 く形の作りになっており、この衣装は結構インパクトあり。 またベットへつづく流れの振りつけとしては、割りとハードなダンスシーン である。衣装をうまく活かしているとも言えると思う。ひとしきり踊り、盆 へと出て行くと、その衣装を盆の手前に脱ぎ、ベットへと進んで行く。 長い髪が軽くウェーヴを描きながら、顔のサイドへと流れている。白い素肌 を惜しみなくさらして、やわらかなポーズを次々と決めて行く度に拍手が 沸き起こる。誰ともなくキレイ〜と、低く声が聞こえて来る。 例えば、もしこのベットを演じている愛川ユキが、白いオルゴールの小箱の 上でキロキロと鳴るオルゴールのメロディーに合わせて回る・・・そんな 夢いっぱいの箱があったら、私は欲しい♪ (笑) でもそんな感じのベットショー。 長い髪をしなやかな指先で軽く調え、脱ぎ捨ててあったガウンの衣装に手を のばし、それをたぐり寄せながらゆっくりと立ち上がる。何も身に付けて いない後ろ姿の愛川ユキはどうしてこうまで美しいものか、じっと見とれて しまう。そしてステージへと戻ってすがすがしいほほえみでショーは終わる ポラショー♪ お客さんの事を書いたらいけないのだが、ちょっと微笑ましい場面があった ので書きますね。 3回目のポラショーの時、シモテ側にいる愛川ユキさん に、靴脱いでくれる ? と注文をして、何だか訳分からないままに愛川ユキ さんが右足の靴、そう、銀のダンスシューズで、真っ赤なバラの花のリボン が巻いてあるやつ。それを片方脱いで「ハイ♪」と置くと、そっちも ! と 左足の靴も脱がせた。 一体何をするのだろうか ? 匂いを嗅ぐのか ? (爆 !) そうではなかった。その方は、やにわに手持ちの袋から細長いこじんまりと した何かのキャラクターのぬいぐるみをいくつも取りだし、愛川ユキさんが 不思議そうにのぞき込む中、愛川さんの靴を二つ並べ、靴の中やらその回り にぬいぐるみを形良く並べ、ちょっとしたコラージュのような物を作り上げ た。 出来上がって行くそのコラージュを慈顔(母親が我が子を慈しむ時に見せる 観音菩薩様のような人相学上では、もっとも良い人相の表情)で見つめてい た愛川ユキさんが思わず「へぇ〜 カワイイ〜♪」と、声を出して言う。 そしてその人は、愛川さんに横になってこの後ろに寝そべってくれという 言われるまま喜んではべる愛川さんがスタンバイできると、フレーム位置 を慎重に設定してシャッターを切った。 それが、この時は中国か台湾が知らないけれど、ツアーのお客さんが多数 来ていて、その中には昔のお嬢さんも何人かおり、その女性達も思わず やさしい笑顔を浮かべて、その様を見ていた。多分、こんな心温まるコラ ージュを設定出来るこのお客さんは、心の優しい方なのだなと思えた。 とっても良いポラが撮れたんじゃないかな (^。^) 場内にいた他のお客さん達も何故か嬉しそうな顔していた。そして撮影後 そのぬいぐるみは、全部愛川ユキさんにプレゼントされた。 なぁ〜、劇場にはドラマがあるんだよなぁ〜♪ ★本日の香盤 1.水森さやか 2.愛川ユキ 3.外人 4.叶麗美 5.四代目 6.東八千代 7.小野今日子 8.桜井風花 |