もずのわくわく劇場日記 No.28 


2002年1月27日 (日) 渋谷道劇

「渋谷道劇ショートバージョン・渡辺理緒 嬢」



 〜 最終章 〜

 音もなく盆へと進み出て、こちらへと近づいて
 来る・・・息がかかる程に歩み寄って来た渡辺
 理緒の顔には思わず手を差し伸べてしまいそう
 になる衝動に突き動かされる切なさがある。

 盆にはべる魔性の女は、それでも理性を固く持ち
 続ける男達の本能へ、執拗に揺さぶりを掛ける。
 
この日の渡辺理緒は、顔の右側の口元にちょっとした演出をしている。小さな付けボクロを付け、いや、描いている。左の写真には無いのだが、このたった一つの小さな演出で、どれほどセクシーな「渡辺理緒」を演出できるか何と無くは感じられると思うが、実際に間近で見た筆者には、すでに理性のかけらさえ無く、カブリ付きの一列後ろの席から身を乗り出し、理緒さんが「恥ずかしくなるからそんなに見ないで !」と言い出すくらい、理緒さんの顔にぞっこん ! 見とれてしまっていた。

とにかく、この出し物での理緒さんのベットショーの「色っぽさ」には、筆舌に尽し難き美しさがあるのだ。手を差し伸べれば一歩退き、こちらが退けば理緒さんが思わせぶりに手を差し伸べる・・・ その距離はいっこうにちぢまら無い。渡辺理緒と言う人の心がつかめない、分かったようで分からない・・・だからどんどん渡辺理緒のステージに息をひそめている底無し沼にはまり込んで劇場に向かう。まさに「魔性の女」ですな。あぁ、これは筆者の勝手な夢想であります。が、これがものすごく楽しい (爆♪)


  盆の上で這いながら意識的に、そして見つめる男達の
 視線を誘導するようにつけ入る隙を与え、魔性の女は
 かたくなに閉ざされた理性の扉をこじ開けて行く。

 もはや誰も魔性の女に抵抗出来る者はいないのか !
 男達は無力だった。一人残らず魔性の女のプリズナー
 となりてその生気を奪われ、催眠術にかかったような
 眼をうつろに開き、ただただ魔性の女に付き従うのみ
 である・・・





 魔性の女は時を見計らって
 最後の仕上げに取り掛かった。
 
 空中に浮かび上がる気球の様に
 スッと立ちあがりながら、脱ぎ
 散らかした黒いドレスを拾い上げ
 ると、自らのプリズナーと化した
 男達へ背を向けて舞台へと歩いて
 行く。
そして再び振り返りながら先程のイスに腰を下ろすと、テレパシーを送信して来た。

「さぁ、これからみなさんをとても素敵な所へご招待いたしましょう。青いバラの咲き乱れる、それはそれはとても美しい楽園。そこで私達は永遠に年おえる事無く、本能と快楽の思うまま楽しく暮らすのです。どうぞ私の後へついてご一緒に・・・」

魔性の女は手を高々と上げ、皆をいざなう。そして魔性に捕り付かれた男達の魂は、列をなしてその後に付き従って行った。魔性の女はとうとうその正体を現したのだ。イスの上で体をのけぞらせて自らの任務が終わった証として、魔界に住む魔物へとポーズをとる。

「哀れなる人間の男達よ・・・ おまえ達が行った所は、青いバラの咲き乱れる楽園なんかじゃない。青い茨のおい茂る、煩悩の森なのだわ。その森の奥深く迷ってやがて青い茨のトゲで傷つき、真っ赤な血を流す事になるんだわ・・・ でもそれは私のせいじゃなくてよ。あなた達の頼りない理性が悪いの・・・ 私を恨まないでね。あはははは・・・」

やはり魔性の女の正体は、魔界に住む魔物から使わされた使者であった。
だがしかし、果たしてこの魔性の女は本当に悪女であろうか ? 美しいバラ
にはトゲがあり、甘い香りにはワナが待ち構えているものだ。
くれぐれもご油断めさるな、あなたの身近にこう言う話ってありませんか ?

(^_^; なんか身につまされるぜ〜 (苦笑)

------------ Fine 4/4 -------------


☆彡 編集後記

ってな訳でぇ〜♪ 毎度書いているうちに、理緒さんのステージでのイメージが膨張して行き、最終的にとんでも無い結末になってしまいましたぁ〜 (爆♪) こんなん書いていたら理緒さんから「私のステージのストーリーと違うっ ! 」と怒られそうです。(冷汗)

ところで、元々この出し物は最初に述べたように、二曲目が終わった後、本来は白いレオタードの衣装で一曲踊るのですが、やはり渋谷道劇では一人の人の持ち時間が、オープンショーを含め16分と言う短い構成の香盤になっているので、オリジナル作品からすると、ものすごく短いショートバージョンになっております。

ロビーでの常連さんの話に耳を傾けていると、なんか3曲目をバッサリ切った上に、ベットの導入部も短くなっている。あれじゃ意味不明のステージになっちゃうな。と言う情報が入ってきました。げっ ! ともずさんは思いましたが、もずさん的には3曲目が無い方が、イメージストーリーがつながって、これはこれで中々良く仕上がっているように思いました。

反面、渡辺理緒さんの踊りが短いと言う点では、もずさんも両手離しでは喜べませんでしたがね。また、理緒さん自身も時間短くって、不完全燃焼・物足りない感がある。でも自分に与えられた条件の中で、精一杯良いパフォーマンスをしたいと言うお話を聞かせてくれました。もずさんはそう言う理緒さんのステージに対する前向きな姿勢に、とても踊り子としての魅力を感じるので、今後とも理緒さんの応援して行きたいと思っている次第です。



本日の香盤
(もずの観劇・2回目フィナーレ〜4回目チームショーまで)
  1 森園えりか(S)
  2 渡辺理緒(S)
  3 知奈 樹(S)
  4 真希しおり(P)
  5 五木麗菜(S)
  6 「不夜城」泉希 & 綾月雪乃(チーム)
  7 上條 連 (P)
  8 岬 ゆうら (S)
  10 フィナーレ



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